2006NEW環境展(atインテックス大阪)に行ってきました。「瓦は宝物」という旗をかかげたブースがあり目を引きました。何を隠そう
國陽社@京都のブースです。最近TVを始め、マスコミでもとりざたされている古瓦をリサイクルし、さまざまな方面に利用しようとする試みをしています。
古瓦を粉砕し、アスファルトの代わりに道路の舗装材として利用する取り組みもしています。粉砕瓦は保水性・透水性にすぐれ、ヒートアイランド現象の防止に効果があるとの事。電光による加熱デモでは、アスファルトの表面温度が45度に対し、粉砕瓦の舗装材は35度 ▲10度の効果がありました。
粉砕瓦の保水能力を利用する試みも展示されていました。屋上緑化等にも利用可能です。粉砕瓦の保水能力は通常の土に比べて約3倍あるそうで、細かく粉砕すれば200倍にもなるとのお話でした。
粘土瓦って屋根だけでなく、いろんな活かし方があるようです。やっぱり自然素材はいいっ!
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